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NPB組に加え、ドイツの大谷も参加 侍ジャパンに挑む欧州選抜の選手たち

ついに発表された侍ジャパン対欧州選抜のメンバー。昨年まで楽天に在籍したアンドリュー・ジョーンズやオリックスのマエストリらNPB経験組はもちろん世界各国でプレーする注目選手たちを紹介する。

2015/02/18

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マエストリ、バンデンハークのNPB組が投手陣の柱

 2月17日、日本代表チーム「侍ジャパン」と対戦(3月10・11日、東京ドーム)する欧州選抜のメンバー28選手が発表された。今回の欧州代表はオランダ、イタリア、スペイン、ドイツ、フランスの5カ国からなる多国籍チームとなる。チームを率いるのは今年のヨーロッパ野球選手権大会でオランダを優勝に導いたスティーブ・ヤンセン監督だ。
 
 MLB組や故障の影響があるバレンティンこそ選外となったが、欧州のトップ選手を日本で一度に見られる機会はそう多くない。多種多様な面々が集まった欧州代表の注目選手を紹介しよう。
 
 チームの軸として期待されるのがアレッサンドロ・マエストリ(オリックス)とリック・バンデンハーク(ソフトバンク)のNPBコンビだ。
 
 今季からソフトバンクに加入したバンデンハークは150km/hを超える速球にカーブ、スライダー、チェンジアップを操る本格派。メジャーでは防御率こそ振るわなかったものの8.77と高い奪三振率を誇った。昨年は韓国リーグで防御率、奪三振の2冠に輝いた右腕の投球には要注目だ。マエストリは昨年自己ベストの防御率1.97を記録しチームに貢献。侍切りをさらなる飛躍へのきっかけにしたい。
 
 また昨年楽天でプレーしたルーク・ファンミルも代表入りした。NPB、MLBをあわせても最長となる216cmはやはり出色。好投して再就職へのアピールとしたいところだ。
 
 オランダ代表のヤンセン監督が率いるだけあってメンバーもオランダ組が15人と半数を占める。2013年のWBCでベスト4と躍進を果たしたチームの中心メンバーも多くが今回の代表に加わっている。
 
 注目選手はWBCオランダ代表のエースとして活躍したマークウェル。韓国とキューバを見事に抑え勝利数と投球回で大会2位とオランダ旋風の立役者となった。
 
 40歳のコルデマンスはオランダ国内リーグで圧倒的な成績を残してきた代表の大黒柱。日本戦で打ち込まれたことで記憶しているファンも多いだろう。幸か不幸か舞台は同じ東京ドーム、日本打線へのリベンジなるか。

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