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楽天、首位攻防戦で連勝し首位固め!投手陣の力投・ペゲーロの超特大弾で接戦制す

2017/07/12

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〇楽天2-0ソフトバンク●(ヤフオクドーム)
 
 投打がかみ合った楽天が首位攻防2連戦を制した。
 
 この日の先発は、楽天・岸とソフトバンク・松本。立ち上がりから両投手好投を見せていたが、試合は5回に動いた。
 
 5回、楽天は二死から島内が内野安打で出塁すると、ペゲーロが打った瞬間それと分かる当たりで右翼スタンド上段に飛び込む超特大の本塁打を放ち、2点を先制した。
 
 投げては、先発・岸が6回を109球で2安打、9奪三振、2四球、無失点の好投。岸は試合中盤に指先から出血している場面が見られ、ユニフォームに血の跡をつけながらも力投。岸本人は7回のマウンドにも上がる予定で、一度はマウンドに立ったが首脳陣からストップがかかりここで降板となった。
 
 そして、その後のリリーフ陣も好投。2番手・ハーマンは力強い直球を武器に1回を三者凡退に抑える好投。3番手・高梨は先頭の上林に四球を与えるも、鶴岡・川崎を二者連続三振、代打・川島を遊ゴロに打ち取るなど、左右関係なく安定した投球で1回無失点。
 
 そして、9回は守護神・松井裕が登板。松井は先頭の柳田に左前打を浴びたが、その後は内川・デスパイネ・中村晃の強打者3人を凡退に仕留め、試合を締めた。好投を見せた先発の岸は7勝目、守護神・松井はソフトバンク・サファテと並ぶリーグトップタイの27セーブ目を手にした。
 
 敗れたソフトバンクは先発・松本が5回2失点、2番手・モイネロが3回を無安打4奪三振無失点の好投を見せたが、打線が散発3安打と沈黙し完封負け。
 
 好投の投手陣を援護できず、3連敗で楽天とのゲーム差を1.5としてしまった。