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ヤクルト、救援陣持ちこたえられず13連敗…。バレ2発・山田1発も空砲に

2017/07/19

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〇DeNA5-3ヤクルト●(横浜スタジアム)
 
 19日、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズの一戦が行われ、DeNAが5-3で接戦を制した。
 
 この試合の先発はDeNA・石田とヤクルト・石川の左腕対決となり、試合は序盤から動きを見せた。
 
 2回、ヤクルトはバレンティンの今季第13号となるソロ本塁打で1点を先制。しかし、その直後に石川が宮崎にソロ本塁打を浴び同点に追いつかれる。そして、3回には桑原の四球・田中浩の犠打・筒香の中飛で二死3塁のピンチを招くと、ロペスに適時打を浴び勝ち越しを許してしまう。
 
 1点を追う立場になったヤクルトは、6回に山田のソロ本塁打で同点に追いつくと、7回にはバレンティンのこの日2本目の本塁打で遂に勝ち越しに成功した。
 
 しかし、リリーフ陣が持ちこたえられない。3番手・松岡が先頭の倉本にいきなりフェンス直撃の二塁打を浴びると、続く桑原に投手強襲の内野安打を浴び無死1・2塁のピンチを作る。松岡は田中浩をスリーバント失敗に打ち取ったが、ここでヤクルトベンチは筒香のところで左腕・中澤を投入。しかし、中澤は筒香に外へ逃げる変化球を上手く右前に運ばれ、同点に追いつかれてしまう。
 
 その後、右のロペスを迎えるところでヤクルトは5番手・近藤を投入。近藤は一打勝ち越しというピンチでの登板となったが、ロペスを空振り三振、宮崎を一邪飛に打ち取り勝ち越しを許さない好リリーフを見せた。
 
 そして、8回にはイニング跨ぎとなった近藤が先頭の戸柱に安打を許すも、梶谷・柴田を連続で凡退に打ち取り二死までこぎつける。しかし、倉本に死球を与えてしまい、近藤は二死1・2塁のピンチを作ったところで降板。その後はルーキがマウンドに上がったが、桑原に痛恨の適時三塁打を許し、2点の勝ち越しを許してしまった。
 
 そして、9回の攻撃ではDeNA守護神・山崎康から中村が安打で出塁したが、最後は西浦が三ゴロ併殺打に倒れ試合終了。救援陣が持ちこたえられず、バレンティン・山田の放った3発の本塁打も空砲となり、ヤクルトはこれで今季最多の13連敗となってしまった。