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在京オリ姫ショック! オリックスまさかのオープン戦関東未開催【どら増田のオリ熱コラム #12】

先週からオープン戦がスタートした。在京のオリックスファンにとって残念なのが、関東で1試合もオープン戦が行われない点である。

2015/02/26

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オープン戦だからこそ、感動的なシーンに出会える

 昨年12月オープン戦の日程が発表された時、ほとんどの在京オリックスファンが何度も日程表を読み返したことだろう。
 
今季オープン戦開催球場と試合数
◎オリックス主催
京セラドーム 8
姫路 1
わかさ 1
◎ソフトバンク主催
宮崎アイビー 1
◎阪神主催
京セラドーム 1
◎広島主催
マツダスタジアム 1
福山 1
◎中日主催
ナゴヤドーム 2
 
 なんと毎年何処かで組まれていた関東遠征が1試合もないのである。今年は西武プリンスドームで開幕を迎えたり、久々に日本ハムの東京ドーム主催試合が組まれたり、削減してしまった交流戦も東京ドームと横浜スタジアムで組まれるなど、シーズンが始まれば関東での試合は例年より多い。
 
 しかし関東のオープン戦には関東ならではの良さがある。高橋信二が日本ハムから移籍して来た一昨年は、東京ドームで高橋の交互応援が行われ、昨年は横浜スタジアムでDeNAに移籍したバルディリスに対し「バルちゃーん」と大きな声を送ったオリックス側外野席に手を振るシーンが見られただけじゃなく、バルディリスがホームランを放った際にはオリックスファンがスタンディングオベーションで拍手を送るなど、公式戦や交流戦の試合中には許されないような感動的な場面が数多く見受けられた。
 
 在京組にとって関東でのオープン戦初戦でその年の応援歌の歌詞カードを外野で貰うのも恒例行事だ。新曲が豊作だったり、難しい曲であればあるほど、この歌詞カードを片手に、いかに曲と歌詞を覚えることができるのか開幕まで自分を追い込むのは、在京オリックスファンあるあるのひとつだろう。

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