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DeNAが倉本の一打でサヨナラ勝ち!9回表には守護神・山崎康が無死満塁を無失点で切り抜ける

2017/08/16

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〇DeNA3×-2中日●(横浜スタジアム)
 
 DeNAが終盤に逆転し、サヨナラ勝ちで連勝を飾った。
 
 この試合の先発はDeNA・ウィーランド、中日・大野。試合は投手戦の様相を呈していた。
 
 2回、ウィーランドは先頭のゲレーロに安打を浴び出塁を許すと、続く福田に今季10号となる本塁打を浴び、2点を失う。しかし、その後のウィーランドはしっかりと持ち直し、7回2失点と今日も試合を作り降板となった。
 
 5回まで無得点と中日・大野を攻略できずにいたDeNA打線だったが、6回から目覚めた。
 
 6回、二死から田中浩・筒香が連打で出塁しチャンスを作ると、4番・ロペスが左前に適時打を放ち1点を返す。そして、7回には代打・白崎の二塁打・梶谷の二ゴロで一死3塁のチャンスを作ると、続く嶺井の4球目を中日・松井雅がパスボール。相手のミスに助けられ、DeNAは同点に追いついた。
 
 その後、8回をエスコバーが三者凡退で無失点の好投を見せ、2-2と同点のまま試合は9回に。DeNAは9回表に守護神・山崎康を登板させたが、山崎はゲレーロに安打・福田に二塁打・藤井に四球を許し無死満塁と絶体絶命のピンチを招いてしまった。
 
 しかし、ここで守護神がギアを上げてピンチを凌ぐ。まず、7番・高橋を三邪飛に打ち取ると、代打・遠藤、代打・松井佑を連続で空振り三振に仕留め、大ピンチを無失点で切り抜けた。
 
 そして、9回裏には投手陣の力投に応え打線が奮起。一死から途中出場の嶺井が安打で出塁すると、勝負強さが際立っている9番・倉本が岩瀬からサヨナラ適時二塁打を放ち、試合を決めた。
 
 敗れた中日は、2回以降は打線が沈黙し、投手陣も序盤に奪った2点のリードを守り切れなかった。