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巨人・宇佐見がプロ初本塁打となるサヨナラ弾!幾度の劣勢を跳ね返し粘り勝ち

2017/08/18

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〇巨人9×-7DeNA●(18日・東京ドーム)
 
 劣勢を跳ね返し延長戦に持ち込んだ巨人が、最後は伏兵の一発で延長戦を制した。
 
 DeNA・石田、巨人・田口の先発でプレイボール。試合は、両軍一歩も譲らない総力戦となった。
 
 初回、DeNAは桑原の安打・田中浩の犠打で一死2塁のチャンスを作ると、筒香の適時打で1点を先制。
 
 しかし、巨人も反撃。4回、巨人はマギーがフルカウントから左翼スタンドにソロ本塁打を放ち同点に追いつく。その後、一死から阿部・村田の連打で1・3塁のチャンスを作ると、長野の投ゴロ間に1点を勝ち越した。
 
 そして、6回・7回は両軍打撃陣が猛攻を見せた。6回表、DeNAは筒香・宮崎が安打を放ちチャンスを作ると、嶺井の適時二塁打で同点に追いつく。そして、続く梶谷は本塁打を放ち、3点を勝ち越した。
 
 しかし、巨人打線も負けてはいない。6回裏、巨人は先頭のマギーが中前安打で出塁すると、続く坂本が左翼スタンドに本塁打を放ち、1点差に迫る。
 
 その後、DeNAは7回表に巨人2番手・西村からロペスの四球・宮崎の安打・梶谷の四球で満塁のチャンスを作ると、代打・後藤の今季初安打・倉本の犠飛でこの回2点を追加した。DeNAとしては、これで巨人を引き離したはずだった。
 
 その直後の7回裏、DeNAは3番手・三上をマウンドへ送るが、巨人打線が調子を落としているリリーバーを攻略した。7回裏、巨人は一死から代打・宇佐見の四球、代打・橋本の二塁打で2・3塁のチャンスを作ると、陽が右翼スタンドに流し打ちで今季第9号となる本塁打を放ち、7-7と試合を振り出しに戻した。
 
 その後は、両軍救援陣の好投もあり試合は延長戦に突入。試合は、10回に動いた。
 
 延長10回裏、巨人は二死から代打・中井が左翼線に二塁打を放ちサヨナラのチャンスを作ると、7回から途中出場となった2年目・宇佐見がDeNA5番手・砂田の甘くはいったスライダーを捉え右中間スタンドへ。
 
 プロ初本塁打が値千金のサヨナラ弾となった宇佐見は、スピードを緩めることなくダイヤモンドを一周。本塁付近でチームメイトから祝福を受けた。
 
 敗れたDeNAは投手陣が粘れず、連勝は3でストップとなった。