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阪神・小野が13度目の正直でプロ初勝利!5四球と制球に苦しむも6回を2安打無失点の好投

2017/08/29

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〇阪神3-0ヤクルト●(29日・甲子園)
 
 7月27日以来に甲子園球場に戻ってきた阪神がヤクルトとの一戦を制した。また、ルーキー・小野が13試合目の登板で6回無失点と好投しプロ初白星を手にした。
 
 阪神・小野、ヤクルト・石川の先発でプレイボール。試合は序盤から阪神が試合を優位に進めた。
 
 2回、阪神は先頭の4番・中谷が三塁手・藤井の後逸で二塁へ出塁しチャンスを作ると、鳥谷が適時打を放ち1点を先制。そして、続く北條も適時三塁打を放ち、この回2点を奪った。
 
 5回には一死から坂本が左翼手・バレンティンの落球で出塁し、俊介の内野安打で二死1・3塁のチャンスを作る。そして、上本が中前に適時打を放ち3点目を追加した。
 
 先発の小野は立ち上がりから制球に苦しんだが、しっかりと要所を締めて6回を87球で2安打・4奪三振・5四球・無失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板した。また、3回には遊撃手の頭を超える左前打を放ち、プロ初安打を記録した。
 
 7回以降は、桑原・マテオ・ドリスとつなぎ試合を締めた。小野は13度目の登板で嬉しいプロ初勝利を手にし、ドリスも今季32セーブ目をマークした。
 
 敗れたヤクルトは先発の石川が7回3失点と試合を作ったが、打線がリベロの2安打のみと沈黙し、ベテラン左腕を援護できなかった。