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ソフトBがデスパイネのサヨナラ打で4連勝!楽天は則本を援護できず2005年以来となる10連敗…

2017/09/03

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〇ソフトバンク1×-0楽天●(3日・ヤフオクドーム)
 
 ソフトバンクが息の詰まる投手戦を制し、4連勝を飾った。
 
 ソフトバンク先発・和田、楽天先発・則本で始まった試合は、投手戦の様相を呈した。
 
 初回、和田は楽天打線を三者凡退に抑える立ち上がりを見せると、則本も一死3塁のピンチを招きながらも無失点に抑える立ち上がりを見せる。
 
 和田は3回に先頭の藤田に二塁打を浴び、この日初めての安打で得点圏に走者を背負ったが、内田・足立を中飛、オコエを空振り三振に仕留め得点を許さない。和田は4回にも2安打でピンチを背負ったが、二死1・3塁のピンチで島内を遊直に打ち取り、ピンチを凌いだ。
 
 和田は7回を103球で3安打・6奪三振・1四球・無失点と好投し、後続に試合を託した。
 
 一方の則本は、5回と7回にデスパイネに安打を浴びた以外は1四球も与えない完璧な投球を続け、ソフトバンク打線につけ入る隙を与えなかった。
 
 ソフトバンク投手陣、そして則本の好投によって息の詰まる試合が続いたが、試合は9回に動いた。
 
 9回、ソフトバンクは一死から今宮が中前打で出塁すると、中村晃が犠打で送り二死2塁と一打サヨナラのチャンスを作る。その後、柳田を敬遠四球で歩かせ、楽天バッテリーはこの日2安打のデスパイネとの対決を選んだが、デスパイネは初球を中前に弾き返し、その間に今宮が本塁に生還しサヨナラ勝ち。
 
 中堅手・島内も懸命に打球に飛び込んだが、打球はグラブに収まらずグラウンドを転々としてしまった。
 
 サヨナラ打を浴びた則本はマウンドから立ち上がれず、ベンチでも悔しさを露にしていた。則本は8回2/3を113球で5安打・8奪三振・1四球・1失点と熱投を見せたが、打線がソフトバンク投手陣を攻略出来ず、2005年の球団創設年以来となる10連敗を喫した。