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阪神、10安打8得点でDeNA撃破!西岡決勝打で鉄人・鳥谷の2000本安打に花添える

2017/09/08

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〇阪神8-3DeNA●(8日・甲子園)
 
 2位攻防戦の初戦を制した阪神が連敗を4で止め、DeNAとのゲーム差を4.5に広げた。
 
 阪神・能見、DeNA・井納の先発でプレイボール。試合は序盤から両軍動きを見せた。
 
 初回、能見は桑原の安打・柴田の犠打で一死2塁のピンチを招くと、筒香に適時打を浴び1点を失う。そして、2回には梶谷の四球・井納の犠打で再び走者を2塁に置くと、倉本に適時打を浴びて2点目を失った。
 
 しかし、直後の2回裏に打線がベテラン左腕を援護した。2回裏、阪神は一死から中谷が四球で出塁すると、鳥谷が右中間を破る適時二塁打を放ち1点を返した。また、鳥谷はこの一打で通算2000本安打を達成した。
 
 そして、二死3塁から今度は坂本が左翼スタンドへ2ランを放ち阪神は逆転に成功した。
 
 1点のリードを奪った阪神だったが、3回に能見は筒香のソロ本塁打で同点に追いつかれ、その後は両軍互角の戦いを繰り広げた。そして、7回に試合が動いた。
 
 7回、阪神は一死から坂本と代打・上本の連打でチャンスを作り、井納を降板させると2番手左腕・砂田から糸井も安打を放ちチャンスを満塁に広げる。そして、西岡が適時打・福留が右犠飛を放ち2点を勝ち越した。
 
 そして、8回には7回途中から登板していた3番手・三上から中谷が二塁打・鳥谷が四球で出塁すると、三上の悪送球・坂本の適時打でこの回3点を奪い、DeNAを突き放した。
 
 先発の能見は序盤こそ苦しんだが、その後は持ち直して6回3失点と試合を作り降板。7回からは岩崎・高橋・石崎が1イニングずつを無失点に抑え、DeNAに追加点を許さず試合を締めた。
 
 敗れたDeNAは投手陣が振るわず、2位の阪神まで4.5ゲーム差、4位の巨人には1ゲーム差まで迫られてしまった。