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巨人対DeNA、CS進出かけた注目の連戦。最後の直接対決で軍配が上がるのは?【9月16・17日セ展望】

CS進出を争う3位・読売ジャイアンツと4位・横浜DeNAベイスターズによる最後の直接対決だ。14勝8敗1分と直接対決で圧倒している巨人が2連勝を飾るか。注目の連戦だ。

2017/09/16

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3位 巨人 ― 4位 DeNA 東京ドーム 14勝8敗1分
 巨人は初戦先発に中5日でマイコラスを送り込む。
 
 マイコラスの中5日は9月3日のDeNA戦以来となる。その試合では7回を無失点に抑える好投を見せており、問題ないはずだ。打線の援護がなかっただけで、投球内容は素晴らしかった。とはいえ、勝ちきれなかっただけに、相当な気持ちで臨んでくるはずだ。2戦目の先発は畠世周が上がる。DeNAとは2戦2勝と好相性。その勢いのまま投げ切りたい。
 
 打線はリーグ首位打者のマギーが好調をキープしている。1番・陽岱鋼は、前節の阪神戦で1試合5安打をマークするなど乗って来た。4番の阿部慎之助も調子を上げ、長野久義に当たりが出てきたのは大きい。行き詰った時の打開策にやや乏しいが、初回から総攻撃をかけて相手投手陣を粉砕していきたい。先行逃げ切りの戦い方が理想だ。
 
 DeNAは初戦の先発に井納翔一が上がる。今季の巨人戦は1勝4敗と大苦戦しているが、昨季は安定したピッチングができていた。鍵になるのはフォークのキレだろう。腕を思い切り振れるかどうか。ゲームメークし、フォークのキレが落ちてくる中盤の早い段階でのスイッチも考えたい。
 
 2戦目は濱口遥大か。前回の9月3日の巨人戦では8回無失点ときっちり抑えた。調子に波があるものの、はまったら連打を食らうことはない。ルーキ対決にも負けたくないはずだ。
 
 打線の方はクリーンナップの調子が上がってきている。勝負所の1本をどう重ねていくかになるだろう。筒香嘉智、ロペス、宮崎敏郎はもちろん、ここ数試合で6番を任されることが増えてきた梶谷隆幸がキーになるのかもしれない。試合終盤に後藤武敏や、田中浩康、乙坂智など代打陣も控えている。試合内容はともかく、勝負所で相手を上回りたい。