大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » ヤクルト » ヤクルト、球団ワースト95敗 9回にルーキが痛恨の3ラン被弾など救援陣持ちこたえられず

ヤクルト、球団ワースト95敗 9回にルーキが痛恨の3ラン被弾など救援陣持ちこたえられず

2017/10/01

text By



〇中日6-4ヤクルト●(1日・神宮球場)
 
 序盤に奪ったリードを守り切れなかったヤクルトが球団創設年の1950年に記録した球団ワーストの94敗を上回るシーズン95敗を記録した。
 
 この日の先発はヤクルトが高卒ドラ3ルーキー・梅野と中日・伊藤。ヤクルトは2日続けて高卒ルーキーが先発マウンドに立ったが、今日の梅野は中日相手に力投を見せた。
 
 2回、ヤクルトは一死から中村が四球で出塁すると、藤井・廣岡・奥村の3連打で3点を先制。そして、先発の梅野も5回2失点と試合を作り降板。
 
 1点リードと試合を優位に進めていたヤクルトだったが、救援陣が持ちこたえられなかった。
 
 7回、3番手の近藤が先頭の井領の二塁打、松井雅の犠打で一死3塁のピンチを招くと、二死から友永に適時打を浴び1失点。この時点で、梅野のプロ初勝利の権利は消滅した。
 
 そして、9回には5番手・ルーキが京田の内野安打、亀澤の四球でピンチを招くと、代打・松井佑に痛恨の3ランを被弾し、勝ち越しを許してしまった。
 
 9回裏、打線は坂口・山田の安打でチャンスを作り、田島の暴投間に1点を返すも、最後は一発が出れば同点という場面で藤井が右飛に倒れ試合終了。
 
 救援陣が持ちこたえられなかったヤクルトは不名誉記録を塗り替えることとなってしまった。ヤクルトは3日に巨人との今季最終戦を控えているが、最後の試合ではなんとか意地を見せたいところだ。