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西武、2位を確実にできるか。CS開催権かけ、楽天と今季最後の直接対決【10月2・3日パ展望】

パ・リーグ2位を争う埼玉西武ライオンズと東北楽天ゴールデンイーグルスの最後の直接対決だ。クライマックスシリーズ(CS)開催権をかけた負けられない2連戦とあって、互いに総力戦で挑むだろう。西武は連勝すれば2位を確実にする。一方の楽天は、引き分けを挟んで西武戦10連敗中。ここでストップをかけ、CSへの流れを作りたい。

2017/10/02

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勝負どころの一打が鍵

 打線の方は両者とも決定打に欠ける。勝負どころの一打が勝敗を分けそうだ。
 
 西武打線のキーになるのは4番の山川穂高だ。楽天戦6本塁打15打点と打ちまくっている。8月2日の楽天では則本から2打席連続本塁打。今季の彼の活躍はこの試合から始まったといわれている。やや疲れの見える秋山翔吾、2番の源田壮亮がいかに出塁するかも鍵だろう。塁上から投手陣にプレッシャーをかけることで打者をアシストしたい。下位を打つ外崎修汰も楽天戦は3本塁打9打点と得意にしている。
 
 楽天打線は1番の茂木栄五郎に調子が少しずつ戻ってきている。こちらも対戦成績のいい選手がポイントになるだろう。3番を打つ岡島豪郎は西武戦3割をキープしている。十亀を得意にしている銀次、西武戦3本塁打をマークしている島内宏明の打棒に注目だ。ただ、主砲のペゲーロの体調が万全ではなく、チームの起爆剤になっていたオコエ瑠偉の離脱は痛い。枡田慎太郎らの昇格を考えたい。

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