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【9・10月の月間MVP】巨人・菅野が今季3度目、山川が2ヶ月連続受賞、西武・菊池、広島・松山は初選出

2017/10/17

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 セ・パ両リーグは17日に9・10月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。
 
 セ・リーグの投手部門には巨人・菅野智之投手、野手部門には広島・松山竜平外野手が選出された。
 
 菅野の月間MVPは今季3度目。9・10月は5試合に登板し4勝0敗、26奪三振、防御率0.47と好成績をマーク。また、投手による同一年度3度の受賞は1993年の山本昌広投手以来2度目の快挙となった。
 
 野手部門で選出された松山はプロ10年目で初の月間MVP受賞となった。9・10月は20試合に4番打者として出場して打率.408、5本塁打、23打点と打ちまくり、故障離脱となった大砲・鈴木誠也外野手の穴を埋める大活躍を見せ、チームのリーグ連覇に大きく貢献した。
 
 パ・リーグの投手部門には西武・菊池雄星投手、野手部門では西武・山川穂高内野手と西武の2人が選出された。
 
 菊池は月間MVP初受賞となり、9・10月は4試合に登板して31回を投げて1完封、3勝0敗、37奪三振、防御率0.29と安定した成績を残していた。初の月間MVPを受賞した菊池は、以下のようにコメントを残した。
 
「8月の不正投球の件もあった。どんなフォームでも結果が出せるっていうのを数字で残したかった。印象に残ってるのは、岸さん(楽天)と投げた試合。純粋に楽しめたし、我慢比べの試合に勝って、格別にうれしかった」
 
 そして、同じく西武からの選出となった山川は8月に続いて2ヶ月連続、自身2度目の月間MVP受賞となった。
 
 山川は、9・10月は主に4番打者として25試合に出場し、打率.326、10本塁打、19打点という成績を残し、10本塁打、19得点、68塁打、長打率.739がリーグトップとなっていた。パ・リーグ野手の2ヶ月連続受賞は1995年のD・J、1998年のイチロー、2015年の柳田悠岐以来4人目となり、西武の野手では初となった。(投手部門では1991年に郭泰源が受賞)
 
 月間MVPを受賞した山川は「(2カ月連続の受賞に)うれしいです。びっくりしました。4番の重圧ある中でこういう風にMVP獲れたのは自信になる」と話した。