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ソフトB、3連勝で2年ぶり日本一に王手!強力救援陣が好投、高谷が攻守で躍動

2017/10/31

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〇ソフトバンク3-2DeNA●(31日・横浜スタジアム)
 
 投手陣の好投が光ったソフトバンクがシリーズ開幕から3連勝を飾り、2015年以来2年ぶり、球団史上8度目となる日本一に王手をかけた。なお、4タテで日本一を決めたのは、2005年のロッテなど過去5例のみとなっている。
 
 ソフトバンク・武田、DeNA・ウィーランドの先発でプレイボールし、両先発は立ち上がりから明暗が分かれることになった。
 
 初回、ソフトバンクは先頭の柳田の安打・盗塁、今宮の犠打で一死3塁のチャンスを作ると、内川の適時二塁打で1点を先制。
 
 4回には、中村晃が11球粘って四球で出塁し、一死から明石も安打を放ち一死1・3塁のチャンスを作る。そして、高谷の打席で明石が盗塁を決めチャンスを広げると、高谷が前進守備の横を抜ける適時打を放ち、この回2点を追加した。
 
 先発の武田は初回に2人の走者を出したが、いずれも高谷の好送球もあり盗塁死に仕留めて難を逃れる。その後も制球に苦しんだ武田は4回にロペスのソロ弾で1点を失い、4回1/3を86球で4安打・2奪三振・5四死球・1失点という内容で降板となった。
 
 武田が5回持たずに降板となったソフトバンクだったが、その後は強力中継ぎ陣が好投。6回こそ倉本の適時内野安打で1点を失い、1点差に迫られたが、石川・嘉弥真・森・モイネロ・岩嵜・サファテと強力リリーフ陣でDeNAの反撃を許さず、試合を締めた。
 
 敗れたDeNAはこれでシリーズ開幕から3連敗。開幕から3連敗を喫して日本一を掴んだチームは過去に3つだけと非常に厳しい状況に追い込まれたが、ここから逆襲を見せられるだろうか。