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ロッテ・涌井が海外FA権行使「新たな可能性を探してみたい」

2017/11/08

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 千葉ロッテマリーンズは8日、涌井秀章投手(31)が海外FA権を行使すると発表した。
 
 2004年のドラフト1位で西武に入団した涌井は、1年目で1軍デビューを果たし、2013年オフには国内FA権を行使してロッテに移籍。ロッテでは4年間で38勝をマークし、2015年には6年ぶりとなる最多勝のタイトルも獲得していた。
 
 そして、今季途中には海外FA権の取得要件を満たしており、メジャーリーグ挑戦も含めた去就が注目されていた。
 
 以下、球団から発表された涌井のコメントとなる。
 
 「このたびFAを宣言させていただくことにしました。色々と時間をかけて考えさせてもらった中で、この機会に新たな可能性を探してみたいという結論に至りました。もう少し時間をかけてお返事をしようかとも思いましたが自分の中で意思が固まった中で結論の先延ばしをしては、ご迷惑になるかと思い、本日、この形で皆様にはお伝えさせてもらいます。今回、初めてアメリカにてワールドシリーズをスタンドで観戦をさせていただきました。観戦をしている中で色々な思いや感情が自然と沸き上がってきました。そういった自分の中の気持ちと向き合い、家族や色々な方と相談をした中で今回の結論に至りました。今後、どのような方向へと向かうかは、まだまだ先の事で、簡単には結果は出ないとは思いますが暖かく見守っていただけばと思います」