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【MLB】大谷・牧田、メジャー移籍に前進 ポスティングシステムは旧制度を1年延長へ

2017/11/09

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 10月末に失効していた旧ポスティングシステムについて、日米間で新制度について交渉が進められていたが、8日(日本時間9日)に旧制度を1年間延長する方針であることが分かった。
 
 米国紙「ニューヨーク・ポスト」などは8日付で本件について速報。同紙のジョエル・シャーマン記者は「大リーグ機構は日本のトップリーグであるNPBの方針を理解し、先月に失効した旧制度を1年延長する方針だ」と伝えた。
 
 旧制度を延長することで、NPBの球団に最大2000万ドル(約22億円)の譲渡金を支払う意思のある全球団が選手と交渉可能となった。交渉では契約・年棒・インセンティブなどの15から20パーセントが球団に支払われるという案が進展を見せていたが、新労使協定の影響で大谷は年棒が500万ドル(約5.7億円)に制限されることから、主に日本ハム球団が新案に難色を示していた。
 
 今回の旧制度延長によって、日本ハム・大谷翔平や西武・牧田和久のメジャー挑戦が大きく前進したが、一方でメジャー選手会は球団と選手の得る利益に差が生じるという点から今回の決定には反対の立場をとっているようだ。
 
 しかし、MLB公式サイトの8日(日本時間9日)付の特集によると、大谷が代理人に選出したCAAスポーツとメジャーリーグ選手会が近日中に会合の場を設けるようだ。これまで、大リーグ機構と選手会は新ポスティングシステムに対する大谷の要望を耳にしたことはなく、今回の会合で初めて大谷の要望がメジャー側に伝えられる。
 
 旧制度の維持という方向で一応の決着がついたポスティングシステム問題。メジャー選手会側は現在も難色を示しているようだが、今後はどのような展開を見せるだろうか。

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