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巨人・マイコラスは米球界復帰濃厚?古巣だけでなくブリュワーズも獲得に興味

2017/11/19

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 米球界復帰も含めた去就が注目されている、読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラス投手。今季はNPBで屈指の成績を残してきた右腕に対し、既にテキサス・レンジャーズ、サンディエゴ・パドレスが興味を示していたが、更にミルウォーキー・ブリュワーズも獲得を視野に入れているようだ。
 
 米国スポーツサイト「エスビーネーション」によると、ブリュワーズは先発投手の補強が急務となっており、ダルビッシュ有やジェイク・アリエッタのようなビッグネームだけでなく、NPBで優秀な成績を残したマイコラスの獲得も視野に入れている。
 
 記事では、マイコラスが巨人入団後に制球力を向上させ、ローテーションをしっかりと守り切ったことを高評価。メジャーリーグの舞台では未知数だが、先発の4・5番手候補として名を連ねることもできるだろうと評されている。
 
 また、メジャーでの実績が少ないため、年棒を低めに抑えられることも魅力となっている。そして、現在のブリュワーズはアジア球界からの出戻り選手の獲得に抵抗がなくなっているようだ。今季、ブリュワーズは韓国球界からの出戻りとなったエリック・テームズ内野手を獲得。テームズは1年間調子が安定しなかったが、31本塁打を放ちチームを支えた。
 
 メジャーリーグで活躍したNPBからの出戻り組では、元広島のコルビー・ルイス、元阪神、オリックスのライアン・ボーグルソン、元ヤクルトのトニー・バーネットなどが有名で、彼らはメジャー復帰後にも結果を残した。そのため、NPBでトップクラスの成績を残したマイコラスにも同じような期待がかけられているようだ。
 
 パドレス時代の2011年には生きたトカゲの踊り食いに挑戦し、完食した動画をインターネット上にアップしたことから「リザード・キング」と称されているマイコラス。巨人残留となるか、米球界復帰となるか、今後の動向にも注目だ。