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人的補償で西武入団の高木勇人が会見、日本一貢献に意気込み。背番号は20

2017/12/20

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 読売ジャイアンツにフリーエージェント(FA)で移籍した野上亮磨投手(30)の人的補償で、埼玉西武ライオンズに入団した高木勇人投手(28)が20日、埼玉県所沢市内の球団事務所で記者会見し「チームの優勝に少しでも貢献できるように頑張っていきます」と意気込んだ。背番号は20。
 
 高木は2014年ドラフト3位で三菱重工名古屋から巨人入り。1年目は9勝を挙げ、プロ3年で通算15勝をマーク。3年目である程度の一軍経験があり、先発もリリーフもこなせる右腕は、投手力の底上げが急務の西武の補強ポイントに合致した。
 
 高木は突然の移籍について「びっくりした」と語るも、「先発でも中継ぎでも必要とされるところで全力でやっていきたい」と決意を新たにした。さらに春季キャンプでは「どこでもできる“対応力”をアピールしたい」と早くも闘志を見せた。
 
 交流戦やポストシーズンでは古巣・巨人との対戦の可能性もある。「昔からジャイアンツが好きで、ジャイアンツを倒すために他のチームに入ることも考えていた」と明かし、「いいチャンスが来たな」と笑みを浮かべた。
 
 鈴木葉留彦球団本部長はプロテクトリストを見た瞬間、高木に白羽の矢を立て、相談した辻発彦監督とも意見が合致したという。「ピッチングスタイルは動じないものがあるし先発向き」とチームで手薄な先発投手としての活躍に期待を寄せた。