ロッテ、黒沢の現役引退を発表 今後は球団職員で第2のキャリア歩む
2017/12/22
千葉ロッテマリーンズは22日、今季限りで戦力外となっていた黒沢翔太投手の現役引退と2018年1月から球団職員として入社することを発表した。今後はスタジアム部ホスピタリティグループ関係の職務を務める予定となっている。
黒沢は2010年の育成ドラフト1位で城西国際大からロッテに入団。2軍で結果を残し続け、2013年には念願の支配下登録を勝ち取り、同年にはプロデビューも果たした。
しかし、1軍の舞台では結果を残せず、今季も2登板で防御率13.50と振るわず今季限りで戦力外通告を受けていた。プロ通算では14試合に登板し0勝1敗、防御率4.44という成績だった。
黒沢は「球団からお話を頂いた際に、今度は違う形で球団に恩返しをさせていただけるように頑張りたいと思いました。育成と支配下であわせて7年。自分の中では、やりきったと思っています。思い出はやはり2013年の初登板(8月29日 ソフトバンク戦 ヤフオクドーム)。それと昨年、マリンで大谷翔平選手にいいコースに投げたつもりのスライダーをライトスタンドに放り込まれたことです。大きな一発でした。育成から今年までの7年間、毎日応援をしていただき後押しをしていただいたファンの皆様、そして家族には本当に感謝をしています。これからも球場のどこかにいますので、ぜひ声をかけてください」と話した。