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大谷、日本ハム退団会見第一声は流暢な“英語スピーチ”「別れではなく楽しい時間を」

2017/12/25

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山岸佳奈



北海道日本ハムファイターズは25日、札幌ドームでロサンゼルス・エンゼルスに移籍した大谷翔平投手の公開記者会見を行った。
 
本拠地・札幌ドームの大型ビジョンでは、最後の姿を観に訪れた多くのファンへ向けて、5年間の軌跡を上映。前人未到の二刀流としての規格外の活躍ぶりを改めて振り返った。
 
米国へ移籍する大谷は開口一番、英語でのスピーチを披露。「お別れではなく、楽しい時間を過ごしましょう」と通訳を介して、ファンを喜ばせた。
 
2012年のドラフト会議で日本ハムに1位指名された際には、MLB挑戦のために入団拒否の姿勢も匂わせた大谷だが、「あの時直接いくよりは、これだけ多くの人に背中を押してもらえることは僕にとって大きなこと。5年間でここまで多くの方たちが応援してくれたと実感した」と、ファンに感謝の気持ちを伝えた。
 
常識では考えられなかった二刀流への挑戦には「当初は、少数の人たちしか出来ると信じていなかった。でも、そう思ってくれていた人たちが栗山監督を始め、周りにいたことに感謝している」と、周囲のサポートのおかげであることを強調した。
 
そして、MLB移籍に向けては「やり遂げた実感はない。まだ道の途中」と、さらなる飛躍への思いを言葉に込めていた。
 
(取材:山岸佳奈)