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西武、3月開業の駅ビル“キッズトイレ”とコラボ。レジェンドブルー、マウンド…球場らしさ演出

2018/01/15

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埼玉西武ライオンズ



 西武ホールディングスは15日、埼玉県・所沢駅東口駅ビル計画の商業施設「グランエミオ所沢」を2018年3月2日に開業すると発表した。
 
 グランエミオ所沢は、西武ホールディングスの連結子会社である西武鉄道が保有し、西武プロパティーズが開発などを行う。施設は地上5階・地下2階建て、延床面積11万6000平方メートルとなる。工期は2020年6月までを予定し、店舗数は約120店舗を見込む。事業費は268億円。
 
 3月2日には第1期計画の77店舗が開業する。施設内には埼玉西武ライオンズとコラボレーションした「キッズトイレ」を設置するほか、改札内と店舗を結ぶ改札口を新設するなど、西武グループの特色を生かし、駅の利便性向上を図る。
 
 キッズトイレは、施設3階に設置する。空間全体を球場に見立て、ライオンズのイメージカラーであるレジェンドブルーを基調としたデザインとなる。マウンドをイメージした床、壁やドアの取手部分にはボールやバットを添え付け、随所に球場らしさを演出する。
 
 また、グランエミオ所沢2階には、観戦チケットやオフィシャルグッズを販売する「ライオンズストア」が出店。球団は2018年に埼玉県所沢市に本拠地を構えて40周年を迎え、記念事業としてメットライフドームエリアの改修などに着手しており、所沢市の主要駅で顧客接点を創出することで、地域に根差したファン拡大につなげたい考えだ。
 
 第1期計画の出店77店舗(西武線沿線初出店37店舗を含む)は、セレクトショップや食の専門店、パスポートセンターなどの公共サービス機関など幅広い業種が揃う。第2期は約40店舗の出店を予定し、開業は2020年夏となる見通し。