西武、10年ぶり日本一へ出陣式。球団40周年、節目の験担ぎなるか
2018/01/26
埼玉西武ライオンズは26日、埼玉県所沢市内で出陣式を行い、辻発彦監督、コーチ陣、選手らがファンを前に「日本一」に向け、決意を新たにした。
昨季4年ぶりAクラス、パ・リーグ2位の西武だが、リーグ優勝と日本一から10年遠ざかっている。
2018年は、球団が所沢に本拠地を移して40周年を迎える。球団オーナーの後藤高志西武ホールディングス社長は「これまで10周年、20周年、30周年と節目で優勝してきた。レギュラーシーズン、日本シリーズ優勝を確信している」と期待を込めてあいさつした。
この日は、15年ぶりに西武に復帰した松井稼頭央選手兼テクニカルコーチが一際大きな声援を浴びた。ファンからの「おかえり」の呼びかけに「最高です。ここからまた始まるんだという気持ちで、身が引き締まる。気持ちも高まってる」と笑みを浮かべた。
今季2年目のシーズンを迎える辻監督。昨年はクライマックスシリーズ・ファーストステージで敗退し、悔しさが残った。「優勝の2文字に向かって頑張りたい」と力強く語り、ファンに応援を呼びかけた。
チームは2月1日から宮崎県と高知県の2班に分かれてキャンプインする。