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プロ2年目、種市篤暉の誓い「地元開催、フレッシュオールスターに出る」。急成長の陰に大先輩の存在【マリーンズ浦和ファーム通信#44】

マリーンズにまた一人期待の若手選手が現れた。プロ入り2年目の種市篤暉だ。進化を遂げる19歳は、現在7月に地元・青森で開催されるフレッシュオールスターの出場を見据える。

2018/05/28

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千葉ロッテマリーンズ



照準は7月12日

「母指球とカカトで地面を挟む感じ。地面を噛むような感じで投げるといいと教えてらったのです。今まで意識したこともなかったので、すぐに取り入れてみました。これが自分の中ではとてもピタリとハマるものを感じた。軸足が安定し、腕を振るスピードが速くなりました」
 
 新しい感覚を掴むと若者はさらに成長のスピードを上げていく。ストレートは150キロを常時、超えるようになった。元々、140キロ中盤のストレートを投げ込んではいたが明らかな進化だった。
 
 早いタイミングでの一軍デビューが最大の目標ではあるが、今年に関してもう一つ、視野に入れている舞台がある。地元・青森で7月12日に行われるフレッシュオールスターゲーム(弘前市運動公園 はるか夢球場)だ。すでに発表となっている推薦選手の一人となったことで、より気持ちが高ぶった。
 
「まだ選ばれたわけではないけど、ぜひ出たい。自分の成長している姿を地元の人、家族、知人に見せたいと思っている。そのためにはこれからいい結果をだしてアピールして、恥ずかしくない成績を残していきたい」
 
 今はすべてが勉強。成長するための努力は欠かさない。ウェートは週4回行い、引き続き体の強化を続ける。投げ終わった後は映像で腕の角度などをチェックしている。そしてマウンドでは若者らしいキレのある粋のいいボールを投げ込む。まず目指すは7月12日、地元での大舞台。一回り、大きくなった姿を見せるために大粒の汗を流す日々を続ける。

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