【日米野球】MLBオールスターが快勝、巨人・原監督は“3度目の初陣”飾れず 育成出身・松原が躍動もあと一歩
2018/11/08
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<2018日米野球エキシビション>
読売ジャイアンツ 6-9 MLBオールスターチーム(8日・東京ドーム)
巨人は序盤の大量ビハインドを徐々に詰めたが、MLBオールスターのパワーに及ばず。原辰徳監督の“3度目の初陣”を勝利で飾ることができなかった。
MLBオールスターが初回、1死からヤディアー・モリーナ捕手、ロナルド・アクーニャJr.外野手の連打と敵失で2点を先制。さらに3回表には、フアン・ソト外野手の天井直撃の適時打などで一挙に5得点。巨人先発の高田萌生投手は3回を投げ、7安打5奪三振7失点で降板した。
巨人は3回裏、反撃の口火を切った。先頭・小林誠司捕手の二塁打でチャンスをつくると、吉川尚輝内野手の遊ゴロで1点を返した。そして、4回裏の1死二、三塁から育成出身・松原聖弥外野手が代打で登場。MLBオールスター3番手ダン・オテロ投手の初球を弾き返すと、打球は左中間へ。守備の乱れの間に松本は一気に本塁を陥れ、ランニング3点本塁打となった。
5回表、J.Tリアルミュート捕手が巨人2番手・大江竜聖投手からMLBオールスター1号となるソロを放って、スコアを8-4とした。
試合は中盤から点を取られては取り返しの競り合い。6回裏、巨人が無死二塁から宇佐見真吾捕手の適時打で1点を返す。得点にはつながらなかったが、2死で内野安打を放った松原が盗塁を成功させ、積極的な攻撃を仕掛けた。
しかし、7回表にはMLBオールスターが無死一、三塁で併殺打の間に1点を挙げた。巨人は8回裏、1死二塁から代打・石川慎吾外野手の適時打で6点目を挙げた。だが、反撃はここまで。MLBオールスターが9-6で勝利を飾った。