【日米野球】侍ジャパン・菊池、勝ち越しのスクイズは“30点” マエケンとの対決「最高でした」
2018/11/13
Getty Images
「2018日米野球」第4戦が13日、マツダスタジアムで行われた。日本代表「侍ジャパン」は9回表、2点差を逆転し、MLBオールスターチームに5-3で勝利した。
終盤まで打線がつながりを欠き、好機を生かせなかった侍ジャパン。しかし、土壇場で2点差をひっくり返した。
1-3で迎えた9回表、無死二塁から上林誠知外野手と田中広輔内野手の適時打などで同点に追いつく。さらに1死一、三塁から菊池涼介内野手がセーフティスクイズを仕掛け、逆転に成功した。続く、柳田悠岐外野手の内野ゴロで1点を追加し、この回4得点で試合をひっくり返した。
菊池はヒーローインタビューで「打球が強かったので30点ぐらいですかね」と冗談交じりに最後の打席を振り返った。「みんながつないでくれてたんで、監督と相談してああいう形になりました」と9回の攻撃を語った。
所属する広島東洋カープの本拠地マツダスタジアムで初開催となった日米野球。前田健太投手と大瀬良大地投手のカープ新旧エース対決も実現し、自身もかつてのチームメイト前田と対戦した。「懐かしいなっていう思いと、打たせろよっていう思いがあったけど、抑えられました」と対決を振り返り、「最高でした」と笑顔を浮かべた。
日米野球の対戦成績を3勝1敗とした侍ジャパン。第5戦からはシリーズ勝ち越しをかけ、ナゴヤドームで戦いに臨む。