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オリ、京セラ36,154人満員札止め。「ブームから本物へ」止まらぬ観客動員【どら増田のオリ熱コラム #32】

先日、NPBより2015年度公式戦(4月30日現在、第1クール/第I期終了時まで)の入場者数が発表された。オリックスは主催試合の観客動員数が昨年比18.5%増と、パリーグでは日本ハムに続く伸び率だった。そして、3日のソフトバンク戦では36,154人の観客動員数を記録。これは野球仕様の京セラドームにおいて定数ギリギリの動員数。つまり正真正銘の満員札止めだった。

2015/05/05

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今後も企画は目白押し。あとはチームの勝利のみ

 そんな中でも、チャンスで坂口に回って来たり、1日は3点リードされた10回裏に北川博敏のミラクルホームランを期待させる満塁の場面(打者は伊藤)があるなど、現実的には1勝2敗と昨年に続いて「OSAKA CLASSIC」V2とはならなかったものの、ファンはいろいろな意味で妄想を楽しめたのではないだろうか。

 1日にNPBより2015年度公式戦(4月30日現在、第1クール/第I期終了時まで)の入場者数が発表された。オリックスの3、4月の観客動員数は昨年比18.5%増とパリーグでは日本ハムに続く伸び率だった。

 この結果について球団関係者は「昨年生まれたブームのようなものが、チームや選手の知名度アップにつながっている。今年は日程にも恵まれ、満員を想定していた試合に予想を超えるたくさんのお客様がご来場くださった」と語っている。

「Bsオリ姫デー」の時にも書いたように、依然としてチームは開幕前には考えられなかった単独最下位。「本拠地開幕シリーズ」「がんばろうKOBE」「Bsオリ姫デー」「OSAKA CLASSIC2015」とヒット企画を連発しているオリックスも、チームが勝っていかなければ企画力だけで集客するには限界がある。

 しかし月末には「Bsオリ姫デー」の第2弾、6月は「Bs選手会プロデュースデー」がある。7月と8月には今年はパワーアップすることが予告されている毎年恒例の超人気企画「Bs夏の陣」、さらには男性ファン向けイベント「Bsオリ達デー」など今後も夏に掛けて、これでもかというくらい楽しい企画が目白押し。球団のファンやチームに対するバックアップ体制が緩まることはない。

 ブルーウェーブの復刻でほっともっとフィールド神戸を、大阪近鉄の復刻やオリ姫ユニで京セラドームを超満員にした。次は純粋なオリックス・バファローズとして札止めにする必要がある。そのためにはやはり5月の成績が重要になるのは間違いない。

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