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阪神、来日10年目メッセンジャーの引退を了承 NPB通算98勝、最多奪三振&最多勝も

2019/09/14

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今季はシーズン前半戦で3勝7敗

 阪神タイガースは13日、先発右腕のランディ・メッセンジャー投手の引退の申し出を了承したと同球団公式サイトで発表した。
 
 38歳のメッセンジャーは、今季が来日10年目。1999年にフロリダ・マーリンズから11巡目で指名され入団し、2005年にメジャーデビューを果たした。その後、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シアトル・マリナーズを経て2009年12月に阪神と契約した。
 
 阪神では1年目の2010年に5勝を挙げると、2年目は先発ローテーションに定着し12勝をマーク。そこから4年連続で2桁勝利を果たし、2014年には13勝(10敗)でセントラル・リーグ最多勝に輝いた。またこの年、2年連続の最多奪三振(226)のタイトルも獲得している。
 
 2016年からも3年連続2ケタ勝利をマークし、長い回を投げられるイニングイーターぶりを発揮するとともに勝利数も着実に積み重ね、昨季までに95勝を挙げていた。
 
 そして今季は歴代外国人最長となる5年連続6度目の開幕投手を務め、4月には日米通算100勝を達成。しかし、シーズン前半戦は3勝7敗、防御率4.69と芳しくなく、後半はここまで登板がない状態が続いていた。日本での通算成績は、262試合の登板で98勝84敗1ホールド、1606回を投げて1474奪三振、防御率3.13となっている。