横浜DeNAベイスターズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>
2022/12/02
産経新聞社
第3位 カルロス・ポンセ
右投右打
外野手・内野手
在籍期間 5年(1986〜1990)
成績 533試合、打率.296、601安打、119本塁打、389打点、44盗塁
特徴的な口髭と明るいキャラクターで、「マリオ」の愛称でも親しまれたポンセ。大洋打線を牽引したチームの中心選手の一人だ。
プエルトリコ出身、身長180センチ、体重80キロ。南ジョージア大から、1982年にミルウォーキー・ブリュワーズと契約。85年に同球団でメジャーデビューを果たし、21試合に出場。打率.161、1本塁打、5打点と数字は残せなかった。
翌86年に横浜大洋ホエールズに入団。主に4番として出場し、「スーパーカートリオ(高木豊、加藤博一、屋鋪要)」らとともに盗塁も多く記録した。同年は各部門でリーグ上位となる打率.322、27本塁打、105打点の成績で、盗塁数も18個を数えた。
翌1987年はさらに成績を伸ばし、打率.323、35本塁打、98打点をマーク。打点王とベストナインを獲得した。また、リーグ最多安打(当時表彰なし)の159安打に加え、ランディ・バースが来日から4年連続で1位の座についていた長打率でトップに躍り出た。1988年にも打率.292、33本塁打、102打点で本塁打王と2度目の打点王、ベストナインに輝いた。
89年も4番に座ったものの、打率.264、24本塁打、81打点と各項目で来日後最低の数字に終わると、翌90年は、新助っ人ジョーイ・マイヤーに押し出される形で出場機会を減らし、同年限りで退団した。