菅野智之、中島裕之、鶴岡慎也…ダルビッシュセレクションの選手一覧と当時の成績は?【プロスピA】
2020/08/13
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巨人
菅野智之(2018年)
28試合(202回)、15勝8敗、10完投、8完封、200奪三振、40与四死球、防御率2.14
最優秀防御率、最多勝利、最多奪三振の投手三冠に加え、ベストナインにも輝いた2018年の菅野。「沢村栄治賞」では、選考基準を全項目クリアし、2年連続の受賞となった。また、プロ生活で唯一の本塁打(DeNA・石田健大から)を放ったシーズンでもある。
DeNA
石川雄洋(2010年)
131試合、打率.294(521打数153安打)、0本塁打、18打点、36盗塁、24四死球、OPS.685
開幕からレギュラーを守り続けた2010年の石川。36盗塁(成功率73.5%)は梵英心の43盗塁に次いでリーグ2位、38犠打もリーグ3位の数字で小技が光った。また、守備面では、遊撃のポジションで、守備範囲こそ狭かったが、リーグ1位の守備率.9902を誇った。
阪神
鳥谷敬(2010年)
144試合、打率.301(575打数173安打)、19本塁打、104打点、13盗塁、69四死球、OPS.848
遊撃手としてプロ野球史上最高となる104打点を記録した2010年の鳥谷。2010年版「ダイナマイト打線」の中核を担い、ベストナインにも輝いた。5月に腰椎骨折で調子を落としたかと思えば、8月には球団月間安打記録を更新する43安打に加え、月間打率.422、OPS 1.151の活躍で月間MVPを初受賞するなど、目まぐるしいシーズンだった。
広島
丸佳浩(2018年)
125試合、打率.306(432打数132安打)、39本塁打、97打点、10盗塁、133四死球、OPS1.095
最高出塁率、ベストナインのタイトルを獲得し、2年連続のシーズンMVPに輝いた2018年の丸。シーズン130四球は歴代4位の数字(1~3位は王貞治が独占)だった。ほかにもリーグ2位の39本塁打と長打力に磨きをかけた一方で、6年連続6度目のゴールデングラブ賞に輝くなど、鮮やかな守備は健在だった。
中日
ダヤン・ビシエド(2018年)
135試合、打率.348(512打数178安打)、26本塁打、99打点、3盗塁、66四死球、OPS.974
首位打者、最多安打の打撃タイトルを獲得し、ベストナイン一塁手部門にも選手された2018年のビシエド。8月には、月間安打「47」をマークし、セ・リーグ記録を樹立した。高いアベレージに加え、本塁打と打点も来日後最高の数字を残し、主軸としてチームを牽引した。
ヤクルト
由規(2010年)
25試合(167回2/3)、12勝9敗、2完投、1完封、149奪三振、82与四死球、防御率3.60
自身初の規定投球回に達し、2桁勝利を挙げた2010年の由規。プロ初完投、プロ初完封を記録するなど、飛躍のシーズンとなった。リーグ最多の74四球を与え制球に課題を残した一方で、林昌勇(当時ヤクルト)以来の球速160キロ超えとなる161キロを計測(横浜・スレッジに対して)した。