青木宣親、張本勲、小笠原道大…NPB、通算打率ランキングトップ10は?【プロ野球歴代最高記録】
2021/04/07
第6位 川上哲治
通算打率.313(7500打数2351安打)
左投左打
内野手(投手)
実働期間 18年(1938春〜42、46〜58年)
読売ジャイアンツの前身球団である東京巨人軍時代から在籍し、プロ野球の創世記を彩った“打撃の神様”、川上哲治。川上が着用した背番号「16」は、巨人の永久欠番に制定されている。
1938年春に投手として入団し、41年まで二刀流選手としても活躍。打撃では39年に打率.338で初の首位打者を獲得すると、打率.310、57打点を挙げた41年には、首位打者と打点王、シーズンMVPに輝いた。
第二次世界大戦の影響を受け、42年を最後に野球から離れていたが、46年に球界復帰。ブランクを感じさせない打棒を見せ、不動の4番打者としてチームを牽引した。打率.377をマークし、首位打者とシーズンMVPを手にした51年は、424打席でわずか6三振と驚異のコンタクト能力を発揮。実働18年で首位打者5回、打点王、シーズンMVP3回、本塁打王2回など数々の主要タイトルを複数回受賞した。
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