”日本一”の「安打製造機」は…プロ野球通算安打数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/27
産経新聞社
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2023年シーズンに向け、動き始めているプロ野球。2022年は中村剛也(西武)の450本塁打、山﨑康晃(DeNA)の史上最年少での200セーブなど多くの通算記録が達成された。ここでは、各カテゴリのNPB歴代最高記録ランキングトップ10を紹介していく。今回は、通算安打数編。(※成績は2022年シーズン終了時点)
5位タイ:福本豊 2543安打(実働期間1969-1988)
生年月日:1947年11月7日
身長/体重:169センチ/68キロ
投打:左投左打
経歴:(大鉄高-松下電器-)阪急
ドラフト:1968年ドラフト7位
20年間、阪急一筋でチームを支えた福本。前人未到の1065盗塁を記録した世界の盗塁王として多く取り上げられているが、打撃でも球界屈指のリードオフマンとして輝きを放った。
福本は、松下電器から1968年ドラフト7位で阪急に入団した。小柄な体格もあって期待値は高くなかったが、プロ2年目の70年に外野のレギュラーに定着。75盗塁で盗塁王を獲得した。
72年には打率.301、142安打、当時の世界記録を更新する106盗塁をマークし、盗塁王と最優秀選手などに輝いた。
タイトル受賞歴を見ると、70年から13年連続盗塁王、4度の最多安打(1973、74、77、78年)を獲得。
その他にも、72年から12年連続ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデン・グラブ賞)、ベストナイン10度(1972〜74、76〜82年)などを受賞している。
長年に渡ってチームのリードオフマンを担い、75年から3年連続日本一を達成するなど阪急の黄金期を作った。