マツダスタジアムで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング6〜10位【プロ野球通算成績】
2022/02/22
産経新聞社
野球の見方の一つに、選手個人と球場の相性というものがある。ビジターであれば、対戦球団が苦手なだけという場合もあるが、選手によっては、球場の得手不得手というものもあるようである。
ここでは、球場別の個人成績にフォーカスし、部門別にランキング形式で紹介していく。上位選手を見ることで各球場の「顔」を確認していこう。今回はMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島・通算勝利編(2021年終了時点)。
球場情報:MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島
正式球場名:広島市民球場
開場年月:2009年3月
球場の広さ:左翼101m、右翼100m、中堅122m(現在の広さ)
公式戦初開催:2009年4月10日 広島-中日(1回戦)
公式戦試合数:888試合
本塁打数:1358本
12球団の本拠地で最も新しいマツダスタジアム。2009年開場とあって、ランキングには若いファンにとっても馴染みの選手が多く並んだ。2020年まで阪神で活躍した能見篤史は、広島以外の球団から唯一トップ10にランクインした。
6位タイの今村は、高卒2年目の11年にリリーフとしてブレイク。その後は勝ちパターンの一角を担い、リーグ3連覇にも貢献した。しかし、19年以降は登板機会が減少し、2021年シーズンをもって現役を引退。通算では21勝をマークしており、そのほとんどを本拠地・マツダスタジアムで記録した。同じく6位タイの大竹寛も、2021年で現役生活を終えている。
10位から6位の選手は、以下の通り。
10位 能見篤史 14勝(阪神14勝)
9位 福井優也 15勝(広島15勝)
6位タイ ブライアン・バリントン 18勝(広島18勝)
6位タイ 今村猛 18勝(広島18勝)
6位タイ 大竹寛 18勝(広島15勝、巨人3勝)