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【4月26日のパ・リーグ試合結果】B金子完投勝利、楽天大量11得点、日本ハム12年ぶり10連敗

2017/04/26

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〇楽天11-7ロッテ●(Koboパーク宮城)
 
 楽天が大量得点で4連勝を飾り、貯金を11に伸ばした。
 
 今日の試合では、主力の茂木、今江がスタメンを外れていたが、序盤からロッテ先発・スタンリッジを攻略し大量リードを奪った。
 
 2回、一死から銀次が安打で出塁すると、続く島内が今季第3号となる2点本塁打を放ち2点を先制した。3回には、ペゲーロが内野安打で出塁すると、ウィーラーに待望の今季初本塁打が飛び出し、2点を追加。その後も銀次、島内が連打でチャンスを作ると、藤田の犠飛、大嶺翔の悪送球の間に更に2点を加え、計6得点でスタンリッジをKOした。
 
 その後の6回にも、ペゲーロの適時打、ウィーラーの犠飛で2点、7回には藤田、三好の適時打、岡島の犠飛で3点を追加し、計11得点で10点のリードを奪った。
 
 先発・則本も7回を被安打6、10奪三振、無四球、1失点と試合を作り、今季2勝目を手にした。
 
 ロッテは7回に福浦の適時打で1点を返し、9回には楽天・高梨、小山を攻略し6得点を奪うビッグイニングを作り4点差まで詰め寄ったが、反撃及ばず連敗となった。
 
〇オリックス4-3西武●(京セラドーム大阪)
 
 オリックスが試合中盤で奪ったリードを守り抜き、連勝を決めた。
 
オリックス先発・金子、西武先発・高橋光で始まった試合は、序盤は投手戦の様相を呈していたが、試合は中盤に動いた。
 
 5回裏、オリックスは高橋光の制球の乱れを見逃さなかった。下位打線のモレル、駿太が四球を選びチャンスを作ると、上位打線の宮崎、西野、安達が三者連続適時打を放ち4点を奪い、エース・金子を援護した。
 
 金子は6回に3点を失ったが、7回以降は西武打線につけ入る隙を与えず、9回を119球、被安打4、8奪三振、2四球、3失点で完投し無傷の4勝目を上げた。
 
 西武はリードを許した直後に金子から3点を奪ったが、あと1点が遠く連敗となってしまった。
 
〇ソフトバンク4-1日本ハム●(ヤフオクドーム)
 
 ソフトバンクが初回に奪ったリードを守り抜き、連勝を飾った。
 
 初回、日本ハム先発・村田から今宮が今季1号となるソロ本塁打を放ち1点を先制。その後、柳田が四球で出塁、盗塁を決めチャンスを作ると内川が適時打を放ち1点を追加。そして、続くデスパイネが左中間スタンドに2点本塁打を放ち、この回一挙4得点を奪った。
 
 投げては、先発・東浜が7回1失点と試合を作り、その後の岩嵜・サファテは走者を出すも無失点に抑え、試合を締めた。
 
 日本ハムは、先発・村田が4回4失点と試合を作れず、打線も散発5安打で得点はレアードのソロ本塁打のみによる1得点と振るわなかった。今日は栗山監督の56歳の誕生日だったが、白星をプレゼントできず、2005年以来12年ぶりの10連敗となった。