大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ワールド・ベースボール・クラシック » 遂に目覚めた韓国打線、2回終了で3点リード。台湾はチェンが負傷降板

遂に目覚めた韓国打線、2回終了で3点リード。台湾はチェンが負傷降板

2017/03/09

text By

photo

Getty Images



チャイニーズ・タイペイ 3-6 韓国(2回終了時点)
 
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールA第1ラウンドの韓国対チャイニーズ・タイペイの試合が9日、韓国・高尺スカイドームで行われている。
 
 チャイニーズ・タイペイの先発は千葉ロッテ所属のチェン・グァンユウ、韓国先発はヤン・ヒョンジョンで試合は始まった。
 
 初回、韓国はパク・ソクミンの適時打で1点を先制。その裏にはヤン・ヒョンジョンが台湾打線を三者連続三振に斬る最高の立ち上がりを見せる。
 
 そして2回表の途中、チャイニーズ・タイペイ先発のチェン・グァンユウが負傷降板のアクシデントに見舞われた。中指を痛めたと見られており、チェンは1回1/3、被安打4、3奪三振、3失点の内容でマウンドを降りた。
 
 スクランブル登板となった西武ライオンズ所属のカク・シュンリンも韓国打線の勢いを止められない。8番のキム・ハソンに四球を与えると、2本の適時打と1本の犠飛を許し、3番パク・ソクミンに死球を与えたところで降板。カクは、1/3回を被安打2、2四死球、3失点という内容だった。
 
 カクの後を受け、3番手にパン・ウェイルンが登板。しかし、パンは4番イ・デホに頭部死球を与える。日本では頭部死球を与えた時点で退場となるが、本大会では故意性がなければ退場とならないため、パンは続投となった。その後、5番ソン・アソプに適時内野安打を浴びるも、6番ヤン・ウィジの左翼線の飛球をチャン・ジーハオが好捕し、2回表の攻撃は終了。
また、この回に頭部死球を受けたイ・デホはベンチに下がらずプレーを続行している。
 
 2回裏には、チャイニーズ・タイペイが初回から4者連続三振を喫していたヤン・ヒョンジョンを攻め、反撃を見せる。7番チェン・ヨンジーの二ゴロの間に1点、1番フー・ジンロォンの2点適時打で3点を加え、3点差とした。
 
 また、この回は両軍合わせて3死球と、投手陣が荒れたイニングとなった。