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侍J、控え中心のドジャースに逆転サヨナラ負け。松井が痛恨の二塁打浴びる

2017/03/20

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝を控える侍ジャパンは19日(日本時間20日)に、ロサンゼルス・ドジャースとアリゾナ州グレンデールのキャメルバック・ランチで強化試合を行い、2対3で侍ジャパンはサヨナラ負けを喫した。
 
 試合は4回裏にドジャースが、安打と暴投でチャンスを作り、6番のセゲディンによる中前適時打で1点を先制。
 
 一方の侍ジャパンは5回表に四球2つと暴投でチャンスを作り、9番・炭谷の二ゴロの間に1点を返す。さらに6回表には4番・筒香の二塁打に代走の平田の三盗で無死三塁とすると、5番・中田が二塁手の頭上を越える適時打で勝ち越しに成功した。
 
 侍ジャパンの投手陣は好投。先発の武田は4回を1失点に抑え、後続の岡田-秋吉-平野-牧田はドジャース打線を完璧に封じた。
 
 しかし、9回裏に登板した松井裕樹が制球に苦しむ。四球2つでピンチを背負うと、1番・ディクソンに右翼線にサヨナラ二塁打を浴びた。ドジャース相手に勝ち切ることができなかった。
 
 ドジャースは控えとマイナー選手中心の編成となったが、侍打線はなかなか本来の実力を発揮できずに苦戦を強いられる結果となった。準決勝の米国戦まであと2日。世界一奪還を目指すには打撃陣の復調は必要だ。
 
ドジャース 3-2 侍ジャパン
 
投手リレー
【侍ジャパン】
武田 62球
岡田 21球
秋吉 15球
平野 18球
牧田 7球
松井 26球
【ドジャース】
オークス 45球
アビラン 8球
デイトン 18球
モロー 20球
ヘインズ 5球
ホワイト 22球
ジョンソン 10球
 
本塁打
【侍ジャパン】
【ドジャース】
 
バッテリー
【侍ジャパン】
武田、岡田、秋吉、平野、牧田、松井 – 炭谷、小林
【ドジャース】
オークス、アビラン、デイトン、モロー、へインズ、ホワイト、ジョンソン – グランダル、バーンズソン – グランダル、バーンズ