明治大学・丸山和郁(まるやまかずや)とは。国際大会経験も豊富な六大学のスピードスター【ドラフト2021】
2021/09/28
2021年プロ野球ドラフト会議を10月11日に控え、今年もドラフト候補選手たちに大きな関心が寄せられている。そこで弊サイトでは、特に注目を集める選手に焦点を当て、経歴、プレースタイルなどに迫っていく。今回は、東京六大学野球連盟・明治大の丸山和郁外野手だ。
丸山は、倉渕ファイターズ(倉渕小)、倉渕中、前橋育英高を経て、明治大に入学した左投左打の外野手。身長174センチ、体重77キロ。現在はチームの主将を務めている。(野球日本代表「侍ジャパン」、明治大野球部のHPより)
前橋育英高時代には、2年夏から中堅のレギュラーとして3季連続甲子園出場を果たした。特に投手も兼任した3年夏には、歴代最多タイ記録となる1大会8盗塁マークするなど自慢の快足を披露。U-18高校日本代表にも選出された。
明治大では、2年春にリーグ戦デビューを飾ると、主に「2番・中堅」としてチームの5季ぶり優勝に尽力。さらに全日本大学野球選手権でも打率.313、2盗塁の成績を残し、日本一に貢献した。同秋は出場なしに終わるなど苦しんだが、3年秋に不動のレギュラーへ返り咲くと、主将に就任した今春は、3番打者としていずれも自己最高の打率.357、15安打、6盗塁をマークした。
50メートル5秒台の俊足を活かしたプレースタイルが特徴。特に強肩を兼ね備えた外野守備は、トップクラスの評価を得ている。打撃面では巧みなバットコントロールで広角に安打を放つことができ、犠打などの小技もそつなくこなす。