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2021新人王が発表 大激戦のセ・リーグは広島・栗林良吏、パ・リーグはオリックス・宮城大弥が受賞 DeNA・牧秀悟ら6選手が新人特別賞【2021年度プロ野球最優秀新人】

2021/12/15

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 「NPB AWARDS 2021 suppoted by リポビタンD」が15日に行われ、2021年シーズンの最優秀新人(新人王)受賞選手が発表。セントラル・リーグは広島東洋カープの栗林良吏投手、パシフィック・リーグはオリックス・バファローズの宮城大弥投手が選出された。
 

 
 栗林は、愛知黎明高、名城大、トヨタ自動車を経て、2020年ドラフト1位で広島に入団したルーキー右腕。開幕からクローザーに抜擢され、抜群の安定感を発揮した。最後まで役割を全うし、セーブ失敗ゼロでシーズンを完走。53試合(52回1/3)を投げ、0勝1敗37セーブ、81奪三振、脅威の防御率0.86をマークした。東京五輪でも「侍ジャパン」の守護神として日本一の原動力に。横浜DeNAベイスターズ・牧秀悟内野手、阪神タイガース・佐藤輝明内野手、東京ヤクルトスワローズ・奥川恭伸投手らとの大激戦を制した。
 
 宮城は、興南高から2019年ドラフト1位でオリックスに入団した高卒2年目左腕。今季は開幕ローテーション入りを果たすと、緩急自在の投球術で勝ち星を積み上げ、ファン投票でオールスターゲームにも選出された。シーズン通して山本由伸投手との左右二枚看板を形成し、23試合(147回)を投げ、13勝4敗、勝率.765、131奪三振、防御率2.51をマーク。防御率、勝利数、勝率でリーグ2位の数字を残し、チームのリーグ優勝に大きく貢献。北海道日本ハムファイターズ・伊藤大海投手、千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手ら他候補を退けた。

 また、セ・リーグでは牧、奥川、佐藤輝、伊藤将司投手、中野拓夢内野手(ともに阪神)の5選手、パ・リーグでは伊藤が新人特別賞に選出された。
 
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