オリックスの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、バファローズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/06
産経新聞社
オリックスの歴代ベストナイン・二塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(オリックス・バファローズ・二塁手編)
ロベルト・バルボン(チコ・バルボン)
投打:右投右打
身長/体重:176センチ/72キロ
経歴:キューバ高
〇盗塁王:3回(1958年-60年)
〇ベストナイン:1回(1958年)
〇オールスターゲーム出場:2回(1958-59年)
持ち味の快足で塁上を駆け回ったバルボン。“チコ”の愛称でも親しまれた。1955年からプレーし、初年度から「1番・二塁」として打率.280、リーグ最多の163安打(当時最多安打の連盟表彰なし)、49盗塁と躍動した。58年には初の盗塁王(38個)を戴冠。同年から3年連続受賞(38個、32個)を果たすなど韋駄天ぶりを遺憾なく発揮。在籍10シーズンの盗塁数は297を数えた。
チーム在籍時の通算成績は、1228試合出場、打率.242、1017安打、32本塁打、245打点、297盗塁となっている。