“超逸材”がまさか…巨人、期待外れのドラ1戦士(3)「浪速の四天王」と呼ばれたスターも
2024/08/23
産経新聞社
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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。期待通りにチームの主力へと成長する選手が多くいる一方で、実力を発揮できないまま退団となる選手も多く存在する。ここでは、今世紀で期待外れに終わった読売ジャイアンツのドラフト1位戦士を紹介する。
辻内崇伸
・投打:左投左打
・身長/体重:185cm/88kg
・生年月日:1987年12月5日
・経歴:大阪桐蔭
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
アマチュア時代から大きな注目を集めた辻内崇伸だったが、一軍登板の機会はなく、プロの世界を去ることになった。
プロスカウトからも世代ナンバーワンの評価を受け、2005年高校生ドラフトでは、2球団が競合。抽選の結果、読売ジャイアンツ入りが決まった。
鳴り物入りで入団した辻内だったが、大きな期待とは裏腹に、度重なる故障や制球難で苦しいシーズンが続いた。
プロ7年目の2012年にようやく初の一軍昇格を果たしたが、登板機会がないまま登録抹消。翌2013年は手術の影響で一、二軍ともに登板なしに終わると、同年オフに戦力外通告を受け、そのまま現役引退を決断した。
栄光のドラフト1位入団を果たしたものの、プロでは厳しい結果となった。
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