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まさかの”不良債権”…巨人、期待外れのFA戦士(3)”ドクターK”は交渉決裂で

2024/08/19

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産経新聞社



(左から)巨人時代の門倉健、陽岱鋼、野上亮磨

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 プロ野球選手にとって、フリーエージェント(FA)権の取得は1つの勲章といえるだろう。移籍市場で活発な動きを見せる球団が、読売ジャイアンツだ。しかし、過去を振り返ると、補強失敗となった事例も多くある。ここでは、巨人入りも期待外れの成績に終わったFA戦士を紹介する。

 

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門倉健


 
 中日ドラゴンズや横浜ベイスターズなど、NPBでは合計4球団を渡り歩いた門倉健も、読売ジャイアンツでは結果を出せなかった。
 
 聖望学園高校、東北福祉大学を経て、逆指名でドラゴンズに入団。プロ1年目から7勝を挙げた。さらに、1997・98年には2桁勝利を達成。
 

 
 その後も活躍が期待されていたが、1999年オフに大阪近鉄バファローズへのトレード移籍が発表された。
 
 近鉄では不安定な投球が目立ち、2003年オフには横浜ベイスターズへトレード加入した。すると、2005年から2年連続2桁勝利をマーク。復活を印象付け、2006年オフにFA権を行使してジャイアンツと2年契約を締結した。
 
 しかし、移籍1年目は1勝5敗・防御率5.97に終わり、2年目は主にリリーフの役回りとなる。それでも期待された成績とは程遠く、オフには契約交渉が難航。最終的に門倉本人から自由契約を申し出た。

 

 
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【了】



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