中嶋監督の”後任”だった…?オリックスの監督候補に挙がった大物(3)“最有力”がまさかの退団に
2024/10/16
産経新聞社
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昨季までリーグ3連覇を達成するも、今季は5位に沈んだオリックス・バファローズ。そんな中、指揮官の中嶋聡監督がレギュラーシーズン終了後に退任を表明。新たに岸田護投手コーチの新監督就任が決まった。一方で、岸田新監督以外にも、指揮官候補と目された人物がいた。ここでは、オリックスの次期監督候補に挙がった大物を紹介したい。
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田口壮
投打:右投右打
身長/体重:177cm/77kg
生年月日:1969年7月2日
経歴:西宮北高 – 関西学院大
ドラフト:1991年ドラフト1位
現役時代はメジャーでもプレーした田口壮。次期監督候補として名前が挙がったが、可能性は低くなった。
関西学院大から、1991年ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団。プロ1年目から「9番・遊撃」で開幕スタメンに名を連ねるなど、上々のスタートを切った。
1994年には外野手に転向すると、108試合の出場で打率.307、6本塁打、43打点をマーク。その後は強肩を活かし、1995年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞するなど活躍した。
2001年オフにはFAを行使し、翌2002年からはセントルイス・カージナルスでプレー。2006年にはワールドシリーズを制し、チャンピオンリングを手にした。
2008年からはフィラデルフィア・フィリーズでプレー。同年はチームがワールドシリーズを制し、田口は自身2度目のワールドチャンピオンを経験した。
2010年にはオリックスに復帰し、2012年には現役を引退。引退後の2016年からはオリックスの二軍監督を務め、2021年からは外野守備・走塁コーチとしてチームを支えた。
中嶋聡監督が退任し、次期監督候補にも挙がっていた田口。しかし、来季はコーチ契約を行わないことが発表された。
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