“移籍”か“残留”か…今オフのFA有力候補(2)中日から”Cランク移籍”も…?
2024/11/18
産経新聞社
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プロ野球のストーブリーグで大きな話題となるのが、フリーエージェント(FA)戦線だ。昨オフは山﨑福也、山川穂高、西川龍馬の3選手がFA権を行使し、国内移籍を決断した。今年も多くの選手がFA権を保有しており、動向が注視されている。そこで今回は、今オフのFA有力候補を紹介したい。
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福谷浩司(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/93kg
・生年月日:1991年1月9日
・経歴:愛知・横須賀高 – 慶応大
・ドラフト:2012年ドラフト1位
今年9月に国内FA権を取得した福谷浩司も、FA権の行使を決断した。様々な役割をこなせる右腕だけに、去就が注目される。
慶応大から2012年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。プロ2年目の2014年には72試合登板、2勝4敗11セーブ32ホールド、防御率1.81と救援で頭角を現した。
その後は成績を落としたが、先発に転向した2020年は14試合の登板で8勝2敗、防御率2.64の好成績をマーク。翌2021年には自身初の開幕投手に抜擢され、5勝を挙げた。
しかし、その後は再び不本意なシーズンが続き、今季は8試合の登板(うち4先発)にとどまり、3勝1敗1ホールド、防御率3.72を記録。
それでも、先発、中継ぎとあらゆる役割をこなすことができるだけに、補強ポイントに合致する球団も多いだろう。
申請期限の最終日となる11月13日にFA権の行使を決断。人的補償が不要なCランクとみられ、今季のFA市場の大穴となりそうだ。
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【了】