ヤクルト、高津臣吾氏の監督就任を発表 現2軍監督、2015年には投手コーチでリーグV貢献
2019/10/01
今季は12球団ワーストのチーム防御率で最下位に低迷
東京ヤクルトスワローズは1日、次期監督に現2軍監督の高津臣吾氏が就任することを発表した。球団公式サイトが伝えている。
50歳の高津氏は広島工高、亜細亜大を経て1990年のドラフト3位でヤクルトに入団。通算286セーブの活躍を見せた。2004年からは海を渡りシカゴ・ホワイトソックス、ニューヨーク・メッツで活躍。MLBでの27セーブを加えて、日米通算313セーブをマークした。
2006年にヤクルトで日本球界に復帰し、2007年を最後に退団。その後はシカゴ・カブス、韓国のウリ・ヒーローズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、台湾の興農ブルズと渡り歩いた。そして2011年にルートインBCリーグの新潟アルビレックスBCに入団し、翌2012年に引退を発表した。
2014年にヤクルトの一軍投手コーチに就任すると、2015年には14年ぶりのリーグ優勝に貢献。2017年からは2軍監督として指揮を執っていた。
今季のヤクルトは、小川淳司監督の下で奮闘しながらも2年ぶりにセ・リーグ最下位に沈み、チーム防御率は12球団ワーストの4.78。来季は投手陣の再建とともに若手野手のさらなる飛躍を促し、チーム力向上が期待される。