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巨人・田口麗斗とヤクルト・廣岡大志の電撃トレードが成立 ヤクルトで5年間プレーした廣岡「正直、驚いています」

2021/03/01

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 読売ジャイアンツと東京ヤクルトスワローズは1日、田口麗斗投手と廣岡大志内野手の交換トレードの交渉が成立したと発表した。
 

 
 田口は、広島新庄高から2013年ドラフト3位で巨人に入団した25歳の左腕。2年目の15年に一軍デビューを果たし、16年に10勝、17年には13勝を挙げるなど将来の左腕エースとして大きな期待がかかった。しかし、以降は成績が伸び悩み、リリーフへ配置転換した19年は55試合に登板するなど存在感を見せ、オフに開催された「第2回WBSCプレミア12」の日本代表に選出。先発に再挑戦した20年は5勝7敗1セーブ2ホールド、シーズン終盤には再びリリーフに回った。通算成績は、162試合登板(640回)で36勝37敗2セーブ16ホールド、496奪三振、防御率3.49となっている。ヤクルトでの新背番号は未発表。
 
 田口は、巨人球団を通じて、「ジャイアンツでの7年間は、非常に濃い時間でした。監督、コーチ、仲間たち、スタッフの方たちに助けられて、ここまでやってこられたと思います。ジャイアンツの皆さんには、本当に感謝しています。東京ヤクルトスワローズでも、田口麗斗を応援してもらえるよう頑張ります」とコメントした。
 
 一方の廣岡は、智弁学園高から2015年ドラフト2位でヤクルトに入団した23歳。右投右打の内野手だ。ルーキーイヤーの16年には一軍で初打席初本塁打を放つ鮮烈デビューを飾った。年々出場機会を増やし、19年には打率.203ながら、2桁10本塁打をマーク。やや出場機会を減らした20年も8本塁打を放つなど、右の和製大砲としての片鱗を見せていた。通算成績は、236試合出場、打率.214、101安打、21本塁打、54打点、5盗塁、OPS.686(出塁率.299+長打率.387)となっている。また、巨人での新背番号は「32」となる。
 
 廣岡は、ヤクルト球団を通じて、「突然のことで正直、驚いています。スワローズには入団してから5年間、たくさんの方々にお世話になり、大変感謝しています。新天地で活躍することが、皆さんへの恩返しにもなると思いますので、新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と心情を述べた。



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