千葉ロッテ・加藤翔平と中日・加藤匠馬の交換トレードを正式発表 加藤翔「感謝の気持ちで一杯」、加藤匠「戦力になれるように」
2021/06/15
千葉ロッテマリーンズの加藤翔平外野手と中日ドラゴンズの加藤匠馬捕手の交換トレードが成立したと両球団が15日、発表した。
ロッテは、14日にも有吉優樹投手と横浜DeNAベイスターズの国吉佑樹投手のトレードを発表。2日続けての交換トレードと活発な動きを見せている。
加藤翔は、春日部東高、上武大を経て、2012年ドラフト4位でロッテに入団。俊足巧打のスイッチヒッターとして存在感を示し、今季も一軍で20試合に出場していた。通算成績は、491試合に出場し、打率.246、303安打、14本塁打、83打点、34盗塁。
加藤匠は、三重高、青山学院大を経て、2014年ドラフト5位で中日に入団。強肩を売りとし、昨季まで2年連続開幕マスクを掴んでいたが、今季は二軍暮らしが続いていた。通算成績は、126試合に出場し、打率.213、56安打、0本塁打、14打点、0盗塁となっている。
♢加藤翔平外野手コメント
「ここまで9年、応援していただいたファンの皆様には本当に感謝をしています。そしてここまで支えてくださったマリーンズの皆様にも感謝の気持ちで一杯です。チームは変わりますが、今まで通り、全力プレーを心掛け、ドラゴンズの勝利のために精一杯、頑張りたいと思います。これまで応援してくださった方には頑張っているところを見ていただくことで感謝の気持ちを伝えることが出来ればと考えています。最後に自分がデビューした2013年の5月12日のイーグルス戦で初本塁打を打った時の歓声を一生、忘れません。これからも応援してくださるファンの皆様への感謝の気持ちをもってプレーします」
♢加藤匠馬捕手コメント
「僕にとってチャンスなので、このチャンスをものにできるようにやっていきたいと思います。監督が僕の先輩なので、リーグ優勝、日本一になって胴上げできるよう、戦力になれるように頑張りたいです。6年半、中日ドラゴンズには大変お世話になり、ありがとうございました。」