茶谷健太、守備から掴む一軍レギュラーの座。「深いところからの肩の強さ」は必見【#24】
2022/05/14
千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリーンズ 最新情報
茶谷健太選手は、千葉ロッテマリーンズに加入して4年目となる内野手。今季ここまでファームで29試合に出場し、チームトップの打率.283(規定以上・リーグ7位)をマークしている。紆余曲折を経ながら、一つ一つ引き出しを増やし続けるユーティリティに現在地を訊いた。(ロッテの若手選手にインタビューする企画の第24回)※5月10日取材。成績は12日時点
「まずは守備の確率を上げること」
茶谷は、帝京三高から2015年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに投手として入団。キャンプを前に内野手転向を決め、野手としてプロの道を歩み始めた。17年に一軍デビューを果たし安打もマークしたが、18年オフに戦力外通告を受けた。
自由契約を経て、「もう一回やるからには、しっかり環境を変えて一から頑張りたい」という思いを胸に、2019年にロッテへ育成選手として加入。同年オフに支配下に返り咲いた。20年は自己最多の31試合に出場したが、定着には至らず昨季は出番なし。今季もファームで開幕を迎えた。
正念場を迎える内野手は、「走攻守すべてでアピールして一軍で活躍する」と、今季の抱負を語る。
そんな茶谷のセールスポイントは、守備にある。
「(一軍の試合では)守備からいくことが多いと思うので、まずは守備の確率を上げることを一番のテーマに。もちろん打撃もそうなんですけど、まずは守備からと思ってやっています」