【結果速報】智弁学園、倉敷商業に快勝し2回戦へ。強力打線が2桁10得点、エース左腕・西村王雅は8回無失点(2日目・第1試合)夏の甲子園【全国高校野球2021】
2021/08/11
<2日目 第1試合 1回戦 ○智弁学園 10ー3 倉敷商●>(11日、阪神甲子園球場)
第103回全国高等学校野球選手権大会は11日、阪神甲子園球場で第2日を迎え、第1試合で智弁学園(奈良)と倉敷商(岡山)が対戦。投打の噛み合った智弁学園が10-3で快勝し、2回戦に駒を進めた。
序盤は、倉敷商の背番号「10」三宅貫太郎、智弁学園のエース左腕・西村王雅の両先発が好投を続け、ゼロ行進の展開。試合が動いたのは、4回だった。智弁学園は、無死一塁から4番・山下陽輔の左翼フェンスに直撃する適時二塁打で先制。なおも無死三塁となった場面で、倉敷商がエース・永野司にスイッチしたが、7番・森田空のセーフティースクイズが成功し、2点目を奪った。
さらに5回、勢いに乗る智弁学園は、ビッグイニングを作る。満塁の絶好機で5番・植垣洸の2点適時打、6番・三垣飛馬の2点適時二塁打などで一挙5得点。さらに7回には、7番・森田の2点適時打などで3点を奪い、大きくリードを広げた。
智弁学園・西村は、丁寧な投球で倉敷商打線を翻弄。8回には2死一、二塁のピンチを迎えたが、無失点に抑えた。後がない倉敷商は、9回に2番手・藤本竣介、3番手・小畠一心から4連打などで3点を返す脅威の粘りを見せたが、反撃は及ばなかった。
勝利した智弁学園の次戦は、17日・第1試合で広島新庄(広島)ー横浜(神奈川)の勝者と対戦予定だ。
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