【結果速報】二松学舎大付属、西日本短大付属との投手戦制し3回戦進出 エース秋山正雲が139球の熱投で完封勝利(7日目・第2試合)夏の甲子園【全国高校野球2021】
2021/08/20
<7日目 第2試合 2回戦 ●西日本短大付 0ー2 二松学舎大付○>(20日、阪神甲子園球場)
第103回全国高等学校野球選手権大会は20日、阪神甲子園球場で第7日を迎え、第2試合で西日本短大付(福岡)と二松学舎大付(東東京)が対戦。緊迫した投手戦となったが、二松学舎大付が2-0で勝利し、3回戦進出を決めた。
二松学舎大付・秋山正雲、西日本短大付・大嶋柊の両エースの先発で試合開始。ともに得点圏に走者を背負うイニングもあったが、要所を締めた投球で安打を許さず。スコアボードにゼロを並べ続けた。
二松学舎大付は5回、1死から桜井虎太郎が両チーム初安打となる二塁打でチャンスメイク。続く永見恵多も安打で続き、二塁走者が一気に本塁を狙ったが、西日本短大付の中堅手・池田翔の好返球でタッチアウトとなり、先制はならなかった。
西日本短大付は6回、先頭の1年生・江口翔人がチーム初安打で出塁すると、捕手の失策と犠打、四球で1死満塁。しかし、後続が二松学舎大付の秋山の前に連続三振に倒れ、絶好のチャンスを逸した。
ピンチを凌いだ二松学舎大付は、その裏、二塁手の失策と犠打で1死三塁とし、浅野雄志の適時打でついに均衡を破った。さらに、浅野が二盗に成功。丸山丈司にも適時打が生まれ、2点を先行した。
援護をもらった二松学舎大付・秋山は、直後の7回にも1死一、三塁とされたが、ピンチの場面でギアを上げて打者を迎え撃ち、ここも後続を断って無失点。2点リードのまま迎えた最終回も三者凡退で締め、球数139球の熱投で完封勝利を収めた。
勝利した二松学舎大付の次戦は、24日・第1試合で京都国際(京都)と対戦予定だ。
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