【結果速報】京都国際、前橋育英との投手戦制し3回戦へ。2年生エース・森下瑠大が10K完封勝利(6日目・第3試合)夏の甲子園【全国高校野球2021】
2021/08/19
<6日目 第3試合 2回戦 ●前橋育英 0ー1 京都国際○>(19日、阪神甲子園球場)
第103回全国高等学校野球選手権大会は19日、阪神甲子園球場で第6日を迎え、第3試合で前橋育英(群馬)と京都国際(京都)が対戦。緊迫した投手戦となった好ゲームは、京都国際が1-0で制し、3回戦に駒を進めた。
京都国際の先発は、エース左腕・森下瑠大。森下は初回、四球や守備のミスなども重なり、1死満塁のピンチを背負ったが、後続から連続三振を奪い、無失点。対する前橋育英の先発マウンドに上がったエース右腕・外丸東真は、三者凡退の立ち上がりを見せた。
試合が動いたのは、2回、京都国際・森下が、2回を圧巻の投球で前のイニングから5者連続三振を奪うと、打線はその裏、4番を打つ女房役の中川勇斗が甘く入った変化球を左翼席へ運び、大会第10号のソロ本塁打で先制点を挙げた。
その後は、両先発が安定した投球を披露し、投手戦の様相を呈した。京都国際・森下は、速球とスライダーのコンビネーションで5回までに7奪三振。前橋育英・外丸は、持ち味の制球力とテンポの良い投球で凡打の山を築いた。
後半戦は、両チームともに得点圏に走者を置く場面を作るも、決定打を出せず。1点差のまま最終回の攻防を迎えた。
京都国際・森下は、9回もマウンドへ。最後まで前橋育英打線を寄せ付けず、球数130球の熱投で、10奪三振完封勝利を収めた。
勝利した京都国際の次戦は、23日・第1試合で西日本短大付(福岡)VS二松学舎大付(東東京)の勝者と対戦予定だ。
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