【結果速報】近江、日大東北との再試合制し2回戦進出 島滝悠真が2ラン含む3安打4打点(7日目・第1試合)夏の甲子園【全国高校野球2021】
2021/08/20
<7日目 第1試合 1回戦 ○近江 8ー2 日大東北●>(20日、阪神甲子園球場)
第103回全国高等学校野球選手権大会は20日、阪神甲子園球場で第7日を迎え、第1試合で日大東北(福島)と近江(滋賀)が対戦。前日の雨天ノーゲームから仕切り直しとなった一戦は、近江が8-2で勝利し、2回戦進出を決めた。
約1時間遅れでの試合開始となったこの日も、日大東北・吉田達也、近江・山田陽翔がともに「4番・投手」で先発した。しかし初回、日大東北の吉田は、先頭の井口遥希の打球を足に受けると、痛みをこらえてアウトにしたが、わずか打者1人で負傷降板。緊急登板となった星拳翔は、2死から津田基に死球を与えると、牽制悪送球、さらにはカバーに入った二塁手の送球も逸れ、三塁走者が一気に生還して近江が1点を先行した。
近江は、さらに2回、無死一塁から島滝悠真のバックスクリーンに飛び込む2ラン本塁打。その後は、日大東北の1年生左腕・堀米涼太の前に決定打を出せていなかったが、島滝が今度は左翼へ適時二塁打を放ち、追加点を奪った。
4回まで近江の山田を打ちあぐねていた日大東北は、直後の5回裏、先頭の馬場央典、奈須優翔の連続三塁打で反撃の狼煙を上げると、二ゴロの間にもう1点を返し、点差を2点に縮めた。
6回、近江は先発の山田から背番号「1」の岩佐直哉にスイッチ。岩佐は力強い速球を次々と投げ込み、2番から始まる日大東北打線を三者三振に切って取った。
岩佐の投球で流れを掴んだ近江は、7回、好投していた日大東北・堀米に対して新野翔大が適時打、島滝が2打席連続となる適時二塁打をマーク。さらには犠飛でこの回3点を奪い、リードを広げた。
近江は、8回にも1点を追加。6点リードで迎えた9回もエースの岩佐が無失点で締め、再戦を制した。
勝利した近江の次戦は、23日・第1試合で大阪桐蔭(大阪)と対戦予定となっている。
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